中国の人は中華料理などでよく油を使うのになぜ、あまり太った人を見かけないのだろうと思ったことはありませんか? 中国の人は実によくお茶を飲みます。ネズミによる実験でも、お茶を飲んだネズミは体重が減少し、解剖しても皮下脂肪、 肝脂肪が全く見られず、血液中の中性脂肪も上昇が抑制されてしまいました。お茶を飲む習慣は、中国の人が長い歴史の 中で培ってきた健康への知恵といえましょう。
  糖尿病は血中の糖濃度が必要以上に高くなると発症し、いったんかかると完治が難しいく、合併症をおこしやすい深刻な 病気です。この糖尿病をお茶で抑制できることが最近の研究でわかってきました。ラットを使った実験では、お茶を投与 したラットの血中糖濃度が減少し、糖より前にお茶を与えた方が効果が高いことが立証されたのです。お茶を飲むことは 糖尿病の予防になるだけでなく、それに伴う合併症をも防いでいるのです。
  良い香りをかいで満足したとき、人は筋肉が弛緩し、脳細胞に休息と活力を与えるといます。とくにお茶の香気成分には、 気持ちを和ませる作用のあることが知られています。茶葉に含まれているテルペン類といわれている香気成分は、茶葉を 揉んだり傷つけたりすることで生成され、ウーロン茶などの中国茶には緑茶よりも多く含まれています。香りを楽しむな ら中国茶は最適な飲み物であるといえましょう。
  お茶の成分として忘れてはいけないのが、ビタミン類。とくにA、B、Eの含有量 に注目を。ビタミンA(β-カロチン) やEには抗酸化作用があり、発ガンや老化を押さえてくれますし、ビタミンCはご存じのように風邪の予防やストレスの 解消に役立ちます。ビタミンB1、B2も比較的多く含まれています。飲むだけでなく、茶葉や茶殻を食べることで、よ り多く摂取することが出来ます。
  お茶とガン予防の関係については、全国で様々な調査結果 が報告されています。たとえば、お茶を良く飲む静岡県の川根 町付近では胃ガンの発生率が明らかに低い、埼玉 県でも1日に10杯以上お茶を飲む人はちはガンにかかる年令がグンと遅 くなる、等々です。細胞の変異活性を茶抽出物は抑制するといわれており、抗酸化作用をもつビタミン類の働きが注目さ れています。
  生き方そのものが重要とも思いますが、物理的にお茶の効果 は見逃せません。ラットの実験では、お茶を飲ませた群と ただの水を与えた群では、前者の方がコレステロール減少しており、肝脂肪なども見られません。しかも運動量 は明ら かに増加していました。以上の結果から、お茶は活発な若さと健康維持に大きく貢献すると考えられます。若い時から お茶を飲み、意欲的に生きること。これが若さを保つ秘けつではないでしょうか。
  体内の酸素は人間の活動に不可欠なものですが、一方では何にでも結合して相手を酸化してしまう有害な活性酸素うや フリーラジカルを産生します。酸化とは、つまり身体がサビてしまうことです。お茶の各種ビタミンやポリフェノール には、これらの酸化物質を抑制する作用があり、動脈硬化などの成人病や老化抑制に威力を発揮します。またお茶には 気持ちを落ち着かせる作用もあり、心身ともにリフレッシュしてくれるのです。
物質名 効能
カテキン

抗酸化性、制ガン性、消臭性、抗菌性、コレステロール
バランス調整、 動脈硬化抑制、脂肪吸収抑制

フラボノール
血栓形成抑制、白内障抑制、ガン細胞増殖抑制、消臭作用
カフェイン
覚醒作用、大脳刺激作用、利尿作用
サポニン
去痰作用、消炎作用
γ-アミノ酪酸
血圧降下作用、脳代謝促進作用
ビタミンC
抗壊血病性
ビタミンE
抗酸化作用、コレステロールバランス調整、動脈硬化抑制
フッ素
虫歯予防
亜鉛
幼児の発育促進、味覚機能向上
※農林水産省・茶業試験場茶利用加工部

中国茶芸ネット
〒836-0046 福岡県大牟田市本町1丁目7-2
TEL 0944-56-5114 FAX 0944-56-5114
寿宝に関するお問い合わせは info@chagei.ne.ip までどうぞ
Copyright(C)2000 JYUHOU.All Rights Reserved.